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みんよう自慢 中部篇

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日本の民謡とおどりシリーズ

みんよう自慢 中部篇

 みんなにしたしまれ、たれにも唄はれる唄わしがくにおらがくにさのみんようをたずねて――わたしたちは中部日本に旅をしました。みんようはそのくにそのまちのこころでありあたたかい情でもあります。わたくしたちはしばしその旅情にしたって見たいと思います。まづ日本一の富士のくに清水港は次郎長どんのくに茶どころ静岡の茶つきり節―伊豆韮山の代官江川担庵公が農兵を調練するために作ったと云う農兵節それから開港の歴史の裏に悲しい犠牲の一生を終えた唐人お吉の唄、日本の屋根とも云える中部山岳そこの伊那谷に古くから唄いつたえられた伊那ぶし、北陸の一中心地抒情ゆたかな柏崎の三階ぶし、日本海の荒海に浮ぶ佐渡ヶ島――其処のおけさ節、わたくしたちは太平洋から日本海え唄と踊りの旅をつづけました。そのくにぐにのみんようは、そのくに全部の人の心からの唄であり、踊りでありました。其処の土、其処の波によってつちゅかはれて来たみんようでありました。さアみんなで踊ろよ唄お、わしがくにおらがくにさのみんよう自慢! 
 

英映画社
白黒23分

演出 西尾泰輔
撮影 福田寅次郎
解説 高橋博

佐久間ダム建設記録(第二部)

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佐久間ダム建設記録(第二部)

 この映画は一昨年の春に完成された“「佐久間ダム建設記録」第一部”に引続き製作されたものであります。
 第一部は昭和二十八年の春より二十九年の暮までの間、主として準備工事及掘削を主題としていますが、此の第二部は三十年一月より行われた、ダムのコンクリート打設より一、二、三次湛水を含めた現在までの約一年二ヶ月の間の記録がえがかれています。 
 

建設大臣賞
1956年全日本PR映画コンクール最高賞
文部省選定

株式会社間組
英映画社
白黒59分

製作 高橋銀三郎
演出 赤佐政治
撮影 守部甫
演出助手 大橋春夫
録音 安倍恒雄
作曲 小沢直与志
演奏 日本ビクター管弦楽団
解説 高橋博

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